呼び方
羽澤夷月←夷月、バカ、アホ 佐藤比呂←比呂ちゃん 佐藤透←透 佐藤聖←聖 リン←リン、あれ
岡倉るい←るい 百塚ナツキ←ナツキちゃん 岡倉悠里←悠里、ゆうりん 羽澤なのか←なのちゃん
羽澤響←響、クソ親父 羽澤トキア←トキア 羽澤咲←咲さん 綾小路ソラ←ソラちゃん
綾小路てん←てんちゃん 小野和斗←かずちゃん 香月七海←ななちゃん
黒天学園理事長
子供を育てることが楽しくなり自ら学校をつくるという謎の行動力を発揮し理事長となった。
ただ様々な事情により公に姿を現せないので表向きは岡倉るいを代表とし影のボスとして君臨している。
どんな子供でも子供らしく自由に自分の好きなことを思いっきりできる環境を作りたいという願いの元、子どもにとって最適な環境を作ろうと日々努力を重ねている。が、基本的に向上心のない子は好きじゃないため、向上心がない子供+大人には容赦ない。
- カリスマ的人気を誇ると同時に怒らせてはいけない人として恐れられる存在。
- 見た目が子供で関わりやすいこともあるが、気が付けばさらりと授業に混ざっていたり、相談に気楽に乗ってくれたりと生徒からの評判は高い。
- 努力しない生徒には厳しいため楽したい生徒からは嫌われている。
- 悪戯心を持っているためお茶目で許される範囲は許してくれるが、生徒に害悪と判断すると容赦なく切り捨てるため教職員からは恐れられている。
- 神出鬼没であり、変装が得意なためいつどこにいるか分からないやましいことがある人にとっては恐ろしい存在。
佐藤兄弟長男
個性豊かな兄弟として学園内でも有名な佐藤兄弟の長男。
比呂、透、聖が3人ともSランク生なため身内贔屓というものもいるが、ほとんどのものは彼らの実力を認めている。以上に、彰による徹底的な教育により現在の地位を確立していると知っているため、3人に対して憧れと同情が強い。
- 兄としてはブラコンすぎるところがあり、特に次男の比呂に対しては過剰ともいえるほどスキンシップが激しい。
- 全員血がつながっていないのは有名な話で、彰がどこからともなく拾ってきたり引き取ってきた子たちを弟のように育てたことは始まり。
- 通称、佐藤兄弟の起爆剤。
羽澤アキラ
彰の本名。佐藤は母親の姓。
8歳のときに羽澤家の敷地内にある川に転落し、流されて叔父である佐藤百合に保護される。それからは佐藤彰と名乗り、百合の保護下にいた。
羽澤響の長男だが、双子は隠すという風習の結果、表向きの長男はトキアということになっている。
双子の上
双子の上は隠すという風習の結果生まれてすぐに両親から引きはがされて育てられた。
そのため家族に愛されて育った経験がなく、家族というものに対して人とずれた感覚を持っている。
- 佐藤兄弟への過度なスキンシップは、すぐに家族から引きはがされたために一般的知識をしらないアキラにトキアが自分にとって都合のよい方向に伝えたため。兄弟は一緒に寝るのが普通、一緒にお風呂入るのも普通、休日手をつないで外に出かけるのも普通、エトセトラ。その常識によって育てられた比呂はともかく、途中から佐藤兄弟いりした透と聖は大いに戸惑うことになる。
- 血のつながりよりも絆が大切という認識が強い。生まれすぐ親元から離されたため、血がつながった肉親よりも側にいてくれて大事にしてくれる存在の方を家族と認識する。そのため血縁を重視する人の気持ちはよくわからない。
アキラと彰
羽澤アキラだった頃は、表情が乏しく言葉少なく淡々と、口悪く話すのが主だった。それが本来の性格であり、現在の明るくはっちゃけた性格は、トキアの死後トキアをまねて作り上げたもの。
- 年を重ねるごとに作りあげた性格の方もほぼ素といっていいほどになっているが、焦ったり余裕がなかったりすると本来のアキラの方の口調になる。
- 元の性格はトキアに比べて常識人であり、現在のぶっとんだ言動はトキアだったらどうするかと考えていった結果。今はほとんど素になっているため、アキラと彰の境界線はあいまいになりつつある。それでもトキアだったらと考えてしまうのはもう癖のようなもの。
性格
- 博愛主義者。誰にでも平等に愛情を注ぐ傾向がある。特に気に入っている子というものはいるものの、何があっても離れたくないというような強い執着は抱かない。
- 子供が大好きで、可愛い子たちのためだったらなんでもしてあげるというちょっと行き過ぎた傾向がある。
- 自己評価は低め。自分の能力が高いことは客観的事実として知っているが、自分が好きかといわれるとそうでもない。
- 愛情を与えるだけ与えて受け取らないというちょっとこまった性格。人に与えることは大好きだが、人から与えられる必要性を感じないため、返されると不思議そうな反応をしてくる。周囲からするとすごく心配。
- 根は素直なため信頼している人物からの話はなんでも信じてしまう困った所がある。その結果トキアに自分の都合のよいように知識を植え付けられたのだが本人はまったく気づいておらずリンを悩ませた。
- 自己完結型で何かを成し遂げようとするするときは周囲に相談せずすべて一人で勝手に決める傾向がある。その結果自分が辛い思いをすることになったとしても感情よりも達成目標を優先するため周りから見ると困った人。
- 頭使うよりも体動かす方が実は好き。あまり難しいことは考えたくないが、考えなければいけない立場にいるため頑張って考えている。
- 日々努力して今の地位と能力を得た。元々素質はあるがトキアに比べれば劣るため必死に学んだ。それもあって努力しない人間は好きじゃない。
何も知らない双子の兄
最初にして最後の呪われた双子の上。
毎回感情をリセットされるために何も知らず、気が付いたら人から外れていた一番の被害者ともいえる。
一番最初は弟を思って死を選んだが、それに関して後悔は全くなかった。
それが優しさであり、罪でもある。